まずお使いのパソコンのインターネットを閲覧するソフトウェア（ブラウザ）のセキュリティレベルを『中』以上に設定します。併せて、利用者の個人情報やアクセス履歴などの情報を送信するスパイウェア対策として、プライバシーの設定を『中−高』以上に設定します。

　次にインターネットを閲覧するソフトウェア（ブラウザ）やメールソフトのソフトウェアにぜい弱性が残っていると外部からの攻撃を受けてしまいます。これらのぜい弱性対策として、メーカーが提供する修正プログラムを定期的に適用して、できる限りソフトウェアを最新の状態に保つように心がけてください。

　また、統合セキュリティ対策ソフト（ファイアウォールソフト）を活用すると、インターネットとパソコンのデータのやり取りを監視し、不正なアクセスや攻撃を制限してくれます。

　ホームページ（サイト）には悪意のある被害を与えるプログラムが存在する場合があります。このような悪意のあるプログラムからパソコンを守るために、信頼できるサイト以外からのプログラムのダウンロード（ネットワークを経由してプログラムやファイルを自分のパソコンに取り込むこと）は控えることが大切です。

　また、金融機関などからの正規の電子メールやホームページを装って、暗証番号やクレジットカード番号などを搾取するフィッシング詐欺が悪質化しています。金融機関などからの緊急事態のメールは疑い、本物か迷う場合は直接確認することが必要です。個人情報を入力する際には、入力用のフォームでSSLという暗号化を利用したデータ送信が可能になっていることを確認してください。何よりも、むやみにホームページで個人情報や重要な情報を登録することを避けることが大切です。

【お問い合せ先】
　デジタル政策推進課
　電話　 075-414-5676
　メール　digital-seisaku@pref.kyoto.lg.jp