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クリプトスポリジウムとは何か。 |
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回答: |
クリプトスポリジウムは哺乳類の消化管に寄生し、大きさは約5ミクロン(1ミクロン=千分の1mm)の原生動物で、人に感染すると主に下痢などの症状を引き起こします。また、硬い殻(オーシスト)で
覆われているため、塩素消毒しても死滅しません。 クリプトスポリジウム対策としては、ろ過処理(砂等でろ過し濁質を除去)を行うことが有効です。
平成19年4月1日に厚生労働省が示した「水道におけるクリプトスポリジウム等対策指針」によると、「ろ過池出口の水の濁度を常に0.1度以下に維持すること」となっています。 (水道法に定める水質
基準は濁度2度以下)
京都府営水道の各浄水場においては、クリプトスポリジウムを除去することができる浄水処理(凝集剤を使用した急速ろ過法)を行っています。更に精密濁度計(0.01度の濁度を計測可能)を導入し、
水道水の濁度が0.1度以下であることを常時監視していますので、安心して水道水をお飲みいただけます。京都府営水道では、平成9年度から各浄水場で検査を実施していますが、今日まで浄水で検出
されたことはありません。
【お問い合わせ先】 京都府営水道事務所 電話:0774-24-1522 FAX:0774-24-1549 水道政策課 電話:075-414-5486 FAX:075-414-5470 Eメール suidoseisaku@pref.kyoto.lg.jp
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