京都府スポーツ推進計画(平成26年3月策定)は、平成26年度から令和5年度までの10年にわたる、本府のスポーツ推進の目標と、目標達成のための方策を示すもので、今後は、本計画に示す内容に沿って施策を進めていきます。また、これまでの成果や課題を明らかにした上で、今後5年間で必要な施策について、新たに中間年改定(平成31年3月策定)しました。
計画は「スマートスポーツ(生涯スポーツ分野)」「エンジョイスポーツ(子どもスポーツ分野)」
「チャレンジスポーツ(競技スポーツ分野)」「スポーツ拠点の整備(施設充実分野)」の4項目を今後の
スポーツ推進における基本的な視点とし、それぞれに具体的目標を設定しています。それぞれの視点の概要は次のとおりです。
なお、京都府教育委員会ホームページ(https://www.kyoto-be.ne.jp/hotai/cms/?p=590)に
掲載しています。
○ライフステージに応じた「スマートスポーツ」
府民の誰もが、ライフステージやライフスタイルに応じてスポーツに親しみ健康で元気な生活を確立し、スポーツを通した地域の絆づくりを進めます。
■具体的目標■
1 成人の週1回以上のスポーツ実施率を3人に2人(65%程度)に、週3回以上のスポーツ実施率を3人に1人(30%程度)以上にする。
2 総合型地域スポーツクラブの登録・認証等の制度や中間支援組織を整備する。
○子どもをはぐくむ「エンジョイスポーツ」
子どもの頃から体を動かす楽しさや運動・スポーツの愉しさを味わうことにより、生涯にわたって
運動・スポーツに親しむことができる健康的な生活習慣を確立します。
■具体的目標■
1 子どもの体力を1985(昭和60)年頃の水準まで近づける。
2 「運動・スポーツをすることが好きな子どもの割合」を増加させる。
3 「学校の体育の授業以外で週1日以上運動・スポーツをしている子どもの割合」を増加させる。
○夢・感動を共有するチャレンジスポーツ
ジュニア期のアスリート発掘・育成システムを確立するとともに、京都府が誇るトップアスリートや
指導者の活躍を支援し、府民と夢や感動を共有します。
■具体的目標■
1 京都府ゆかりの選手が、オリンピック・パラリンピックや世界選手権をはじめとする国際大会において、毎年メダルを獲得することを目指す。
2 国民体育大会において、京都府選手団が男女総合成績常時入賞(8位以内)を果たす。
3 公認スポーツ指導者を10年間で1,000名の増員を図るとともに、各団体に登録された全ての指導者が年1回以上資質向上のため研修会を受講する。
○「夢・未来」スポーツ拠点の整備
青少年の夢やあこがれとなり、府民の誰もが親しみの持てるスポーツ施設の整備を進めます。
■具体的目標■
1 青少年の夢やあこがれとなり、府民が誇れる専用球技場「サンガスタジアム by KYOCERA」の整備
2 子どもの発達、健全育成をはじめ、冬季スポーツの競技力の向上や愛好者の裾野拡大につながる「木下アカデミー 京都アイスアリーナ(京都宇治アイスアリーナ)」の整備
3 子どもから高齢者まで、障害の有無や程度に関係なく、誰もが使いやすく、競技スポーツと生涯スポーツ双方の府民ニーズを踏まえた府立運動公園等の整備
お問い合わせ先
保健体育課 スポーツ振興係 電話 075-414-5864 FAX 075-414-5863
Eメール hotai@pref.kyoto.lg.jp